月明かりに目がさめる

このベッドは半分空っぽで

裏口には君を待つ男の子が1人

土砂降りの外

雨が君を痕跡もなしに遠くへと運んでく

それでも僕は

君の無駄な一発になる気も、君が今までに犯した一番大きな間違いにもなるつもりはない

僕はここで確かに呼吸してるんだ

あなたを諦めてごめんねって後になって言うのは

君だっていうことを覚えておいて

まぁ僕の言うことなんて聞いてないだろう

だってこんなもの君にとって何も意味しやしないだろうから

 

ならせめて今夜行く前に僕を、どうか、この夢から起こしてよ

僕の元に二度と戻ってくることのない誰かを待つのはもう疲れたんだ

でも結局僕は、君なしじゃ起き上がれないみたいだ

 

君の秘密を知ってしまったよ

いつも僕は心の何処かで、君が僕に値するものをいつかくれるなんて信じてたけど

今ここに残されてるのは僕をこんなにも待ち焦がれさす

君の幽霊が見えるこの窓だけ

そして君はふざけたように

すべての責任を僕に押し付ける

僕はただついてなかっただけなんだ

分かるだろ？

ああ、僕はなんて不名誉で

そして君は現実主義者

どうせこれは君にとって何も意味しないだろ？

 

ならせめて、今夜行く前に僕を、どうか、この夢から起こしてよ

僕の元に二度と戻ってくることのない誰かを待つのは疲れたんだ

でも結局僕は、君なしじゃ起き上がれないんだ

 

だから誰か僕をここから連れ出して

お願いだからここから連れ出してくれ

痛みもなしに、ただ遠くへと

 

言ってくれよ、僕の耳元で

これが虚しく終わるなんてあり得ないって

さぁこっちへ来て、言ってくれ

これが僕の致命傷になるなんてあり得ないって

言ってくれよ、僕の耳元で

これが虚しく終わるなんてあり得ないって

さぁこっちへ来て、言ってくれ

これが僕の致命傷になるなんてあり得ないだろ

 

お願いだよ

誰か僕をここから連れ出して

 

ならせめて、今夜行く前に僕を、どうか、この夢から起こしてよ

僕の元に二度と戻ってくることのない誰かを待つのは疲れたんだ

でも結局僕は、君なしじゃ起き上がれないんだ

 

だから誰か僕をここから連れ出して

お願いだからここから連れ出してくれ

痛みもなしに、ただ遠くへと

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