この寒い冬の夜のど真ん中

こんな夜は家の窓を全部開けてしまうのも良いかもね

そして通っていた高校への足跡を辿ったりしてみるのも

 

橋の街灯の眩い光が

僕の目を焼き尽くす

それでも僕はどうしてか、まだ半分眠ったままなんだ

 

未だにあの頃聴いていた曲達を聴いている

そして立ち尽くす送電線

分からないよね、もうあの頃のようには戻れないのかな？

 

世界はいずれ終わるのに、今僕の心を壊す必要はないだろう？

僕が正しい道のりに着くまで僕の心は取っておいて欲しいんだ

 

ふと思う、僕はどこで間違えたんだ？

思考が崩れそうだけど、僕はここで待ってるよ

ゆっくり呼吸して

星はあの頃みたいに輝いてるんだから

だから、今夜だけ全てを取り返そうよ

 

未だにあの頃聴いていた曲達を聴いている

そして立ち尽くす送電線

分からないよね、もうあの頃のようには戻れないのかな？

友人達は前に進んで行くのに

僕だけここに取り残された気分だよ

こうはなって欲しくはなかったのにね

 

世界はいずれ終わるのに、今僕の心を壊す必要はないだろう？

僕が正しい道のりに着くまで僕の心は取っておいて欲しいんだ

 

この町に雪が降り始める

(ゆっくり息を吸って)

丁度1年ぶりの雪景色

(ゆっくり息を吐いて)

そして僕が独りで家に着く頃には

そこに言う事なんて何も残っていない

ああ、これで終わりなのかな

 

世界の終わりまで僕の心は壊さないで

 

世界の終わりまで僕の心は壊さないでくれないかな

僕が正しい道のりに着くまで僕の心は取っておいて欲しいんだ

 

(もう少しすれば全て良くなるはず

だって人生ってもっと簡単なはずだろ？

もう少しすればきっと全て良くなるはず

だって人生ってもっと簡単なはずだろ？)

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