彼女は週末を
小汚くて小さなモーテルの裏にあるバーで過ごしてる
冬の準備は万端みたいだね
だって彼女は東海岸出身だから
彼女はこう言う
「不思議でしかたないの。どうしてロサンゼルスはいつも夏のように感じるの?」
彼女はそれが嫌いだった
でも僕たちが過去に置き去りにしてきたものは美しく見えるものさ
そしてこれが彼女の最後の1年になるかもしれないから
立ち止まっちゃいられない
デイジー、最近はどうしてた?
君はこう返してくれたよね
「教えてよ、2度目のチャンスがあるってどんな気分なのかを。私はこんな日々に堪えるのには疲れ切ったしうんざりなのよ。だって辛すぎる日々が多すぎるから」
彼女はバンドで歌ってる
どれだけのチャンスを見逃してきたかについての歌を
彼女はこの2週間、ただ床に寝転がって考えてた
どうして全ての物事がこんなに変わってしまったのかって事を
でもロサンゼルスの渋滞は相変わらずで
彼女はそれが嫌いだった
でも沈んでゆく夕陽が彼女に何かを変えれそうな勇気をくれた
そしてこれが彼女の最後の1年になるかもしれないから
彼女は沈んでゆく太陽に誓うんだ
デイジー、最近はどうしてた?
君はこう返してくれたよね
「教えてよ、2度目のチャンスがあるってどんな気分なのかを。私はこんな日々に堪えるのには疲れ切ったしうんざりなのよ。だって辛すぎる日々が多すぎるから」
君は君のままでいい
君の事を馬鹿にする友達なんかに
時間を無駄にしてる場合じゃないだろう
夕刻のロサンゼルス
ビーチに漂うマリファナの匂い
僕はここで夕陽を見ながら君の事を考えてる
君の事を考えてる
デイジー、聞いたよ、25歳になったんだって?
君は言ったよね
1番辛い1年になりそうだって
デイジー、それが人生さ
ベイビー、教えてくれよ
自分を疑うのってどんな気分だい?
君は言ったよね
「これだけたくさんの事を諦めてきたのに、どうしてまだ自分を偽ってなんかいるんだろう?」
(全然大丈夫さ
1年や2年くらい
眠ったり、飲んだくれたり、叶わない事を夢見たって)
これは誰にも読まれたことない
僕が代わりに話す君の物語