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Back to the 2000s

あの頃の僕は

世間知らずで純真だった

高校時代のど真ん中

僕はロックスターになることを夢見てた

気がつくと

シーンは死んで無くなってた

 

20年と5年

上手くやれると思ってた

ショウなんてやらなくても

全て自分のものになるなんて

僕は大間違いで

何も変わりやしなかった

 

でも、僕の見てる物が君に見えるのか?

 

この場所も随分と寒くなってしまったよ

例え僕が年老いてしまっても

君は覚えててくれるかな?

僕がかつて立ったあのステージは

今やただの荒地と化してしまったよ

 

だから今はとりあえず退いて

ラジオの電波を滅茶苦茶にしてしまおうよ

どうせ僕は時代遅れの人間

ただ、物語が聞きたいだけなのに(他の誰かの物語を)

この息が途絶える前に

僕の手を取って

全てが始まったあの場所へ連れてってくれないか?

そこで知るべきだったんだ

変わらないものなんて存在しないって

 

僕の気持ちを分かってくれるかな?

 

この場所も随分と寒くなってしまったよ

例え僕が年老いてしまっても

君は覚えててくれるかな?

僕がかつて立ったあのステージは

今やただの荒地と化してしまったよ

 

(だから今一番大切なのは

僕らの中で誰が一番最初に燃え尽きることが出来るのかってことだけ

もし僕がもっと大きな声で歌えば

朝一番に輝く星のようになれるかな?

でも僕の肺はもはや呼吸を諦めてしまった

この部屋に漂う煙のせいで

もうこんなことをやってても意味がない)

 

パニックになって震えてる

ショウが始まる前の部屋の中で

観衆に向かって歌っても

僕には何も感じることが出来なくて

だから僕はこの場所を立ち去るよ

勘違いしないでくれよ

僕もこんな自分自身が嫌なんだ

でも、変えられないものがあるんだろう

この世界には、変わらないものがあるんだろう

 

この場所も随分と寒くなってしまったよ

例え僕が年老いてしまっても

君は覚えててくれるかな?

僕がかつて立ったあのステージは

今やただの荒地と化してしまったよ

 

2000年代は遥か遠くに

でもどういう訳か未だに僕はあそこに辿り着こうとしてる

こいつは君への最後の誘惑

さもなくば君はひたすら流行を追い続ける

 

(さぁ、もう一度取り戻そう)

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